にきびに効く食べ物

ニキビで悩む人のための『食養生』

ニキビは体の内側からアプローチして治す!

ニキビは体の内側からアプローチして治す!

東洋医学には食事でからだの不調を治す「食養生」という考え方があります。


食べ物を陽性と陰性に分けてそれを体調や体質にあわせて食べる「陰陽調和」、その土地で育った旬のものを食べる「身土不二」、種や皮などを取り除くことなく、 丸ごと食べる「一物全体」など栄養学とはまた違ったアプローチで食による健康を実現してくれる「食養生」は若杉友子さんなどの活躍により今また注目されています。


ニキビにおいては、ビタミンB群を摂りましょうとか、ビタミンEが効果があるといわれることが多いんですが、あくまで不足した栄養素を摂取するというのは 西洋医学的なアプローチであり、対症療法ですから、体質が改善されてニキビができなくなるという根本治療にはならないんです。


大人のニキビはやっかいなことに繰り返してしまう性質がありますから、本当に治そうと思ったらニキビができやすい体質そのものを改善しないといけません。そしてその体質改善ができるのが 「食養生」なんですね。普段食べているものが血となり、肉となるわけですから、当然、体質というのは普段食べているものに影響されることになります。


できてしまったニキビについてはニキビ治療薬などの力を借りたほうが早くニキビを治せますが、内側から根本的にニキビを治すということであれば食養生や漢方といった 東洋医学的なアプローチのほうが有効です。内臓がきれいになり、血液が浄化されれば、その結果としてニキビもきれいに治ります。ぜひとも「食」という体の内側からのニキビケアをはじめてみてください。

 

ニキビに効く食べ物を紹介します。

皮脂の分泌を抑制する栄養素

皮脂の分泌を抑制する栄養素

まずは基本の栄養学から。ニキビとかかわりが深いの皮脂の過剰分泌や便秘といったトラブル。そのため皮脂の分泌を抑制する栄養素や便秘を解消する栄養素が ニキビ・肌荒れにいいといわれています。具体的にいうと、


■ ビタミンB1、B2、B6、B12
いわゆるビタミンB群です。ハイチオールBだとか新エバユースB26などの飲み薬がニキビに効果がいわれるのはビタミンB群を摂取できるからです。 ビタミンBには皮脂の分泌を抑える効果があります。豚肉や納豆、うなぎ、玄米などに多く含まれています。


■ 食物繊維
いわずもがな食物繊維といえば便秘対策です。野菜全般、イモ、おから、納豆にも食物繊維は含まれています。腸をきれいに保つというのは美肌の基本中の基本です。


■ ビタミンE
アンチエイジング成分ともいわれるビタミンEですが皮脂の分泌を抑制するほか、血行を促進してくれる作用もあります。アーモンドやツナ缶、カボチャなどに多く含まれています。

 

ニキビに対する食養生

ニキビに対する食養生

「皮膚は内臓の鏡」というのが東洋医学では基本です。ニキビに対するアプローチとしてはその人の体質や体調にあわせるのが基本なので 幾通りもあってこのスペースですべて説明するのはとても難しいです。ただ、一般的な認識としてニキビは「血の熱や汚れ」「のぼせ」から来ると考えられています。


「血に熱」があったり「汚れ」があったり、「のぼせ」があると身体の上部(顔やあご、頭部)や表面(背中など)から熱や汚れを発散したいためにニキビが出てくるという仕組みです。


「生理不順」「便秘」「冷えのぼせ」「肩こり」といった症状はありませんか?


対処策としては、まずは血を汚す「肉類・牛乳、ヨーグルトなど乳製品」を止めること、身体を冷やし血行を悪くする「陰性の食べ物、冷たい食べ物」(夏に旬のもの:きゅうり・なす・トマト、白砂糖を含むもの)はなるべく減らしましょう。 血液をきれいにするのは「緑」の食べ物ということでこれは緑黄色野菜です。ただ、生のまま食べるのではなく、茹でたり、焼いたり、蒸したりして余分な水分を出して食べます。


主食は玄米です。玄米は陽性の食べ物で体を温めてくれます。陰性体質の人にはバッチリです。また、食養生を毎日の食生活のベースにしていると漢方薬などの自然薬の効きがすごくよくなります。

 

ニキビには食養生とサプリメントどちらがおすすめ?

 

ニキビには食養生とサプリメントどちらがおすすめ?

単純にニキビに効くといわれる栄養素を摂取しようと思ったらマルチビタミンサプリであったり、ハイチオールBや新エバユースB26など ニキビケアに定評がある飲み薬を利用すればいいですよね。


これに対しては食養生的には「栄養は薬では補えない」と考えます。薬やビタミン剤その他のサプリメントを常用するのは厳禁です。


工業製品と化してしまった昨今の野菜や果物もその栄養価の低下が叫ばれているわけですが、サプリメントも同様でコストがかかる品質にすぐれた原料を使って いる健康食品会社は稀といっていいですし、加工の段階で添加物等が含まれているので低品質なものが本当に多いです。


それにこれはよく考えればわかるんですが、ビタミンにしろミネラルにしろ単独で働くものっていうのはありませんから、栄養素というのはバランスよく摂取する必要があります。 そう考えると目的の栄養素しか摂取しないサプリに比べて食事から栄養を摂取する(種も皮も)ほうがバランスよく体のための栄養素を摂れるわけです。


食養生でいうところの「一物全体」や「身土不二」の考え方に照らし合わせるとサプリメントは問題外ってことです。